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乳母車タイプのキャリーで紅葉の公園に出かけたんだ

今日、ブラッキーを連れて光が丘公園に遊びに行った。昔、ここでフリスビーをしたっけ。

銀杏並木が秋に色づいて家族づれや恋人同士が黄色いトンネルを笑顔でくぐり抜けていた。気温はそれほど高くなかったけど、風もなく小春日和の良い天気だった。カートの散歩だけだと、行動範囲は近所がせいいっぱい。思い切って犬用の乳母車タイプのキャリーを買ったのだ。うーん、ちょっと高かった。。5万円弱、、(泣)。

だけど、これがあればブラッキーをいろいろなところへ連れていってやれる。まずは、紅葉をもう一度見せてやりたいと思って公園にやってきたのだ。

茶色いコーギーが元気にフリスビーをしている姿を楽しそうに眺めたり、小さい子供が寄って来て頭をなでてくれたり、(お礼に手を舐めてあげてた)、木陰でフルートの練習をしている音楽家の横を通り過ぎるとき、その音色に耳をすませてみたりと、家で寝たきりになった状態では味わえないたくさんの刺激を体中に浴びることができたブラッキー。

はたして犬にとっては、本当に嬉しいことなのかどうかは、愛玩動物飼養管理士の教本には書いてなかったけれど、僕にはブラッキーが若かった頃を思い出して目を細めているように見えたんだ。

今度は、イルミネーションを見に行こうか。それとも初雪が降ったら、キャリーで雪の上を散歩してみようか。

コメント

私の介護が本当に良かったのかどうか今でも判りません。アローに苦痛を与えていたものもあったと思います。

でも、唯一自信があるのは、どんな状態になっても散歩に行ったことです。外の景色を見、風を感じ、いろいろな匂いを嗅ぐことはとても幸せな時間だったと思います。寝たきりになりタール便が出るようになっても、車に乗り公園に行く事が嬉しかったようです。目を細め、満足そうに寝そべっていました。

亡くなる朝、車のエンジン音を聞いて、全身でベッドの上をのたうち回って反応したのは、きっといつもの公園に行きたかったのだと思います。連れて行ける状態ではありませんでしたが、今も心残りです。

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