ジェットバス&シャンプー
今日、膀胱炎の検査で動物病院へブラッキーを連れて行った。結果は2週間服用させた抗生物質が効き、細菌はぶじに退治!ただ、お腹の皮膚炎は、まだ完治には至らない状況(フケが少々出ていた)。
橋本先生によると、犬の場合、人間と違って皮膚と毛の間に菌が常にいて、湿った状態のままでいるとその雑菌が繁殖するのだそうだ。オシッコとウンチの介護を朝、昼、夕、夜の1日4回行った後、不衛生になることがイケナイと思い、毎回お尻とおチンチンの周囲を洗っていたのだが、毎回ドライヤーで乾かす余裕がなく、自然乾燥のままにしていたことが原因だ。
そこで、橋本先生の提案で病院にあるジェットバスに入れてシャンプーをしてもらうことした。皮膚に優しいシャンプーを使ってもらい、炎症がひどい箇所は部分的に毛をそってもらい、前後両手足の肉球の余分な毛も剃ってもらって抗生剤を塗って、いたれりつくせりの薬用メンテナンスのフルコース。
シャンプーの後、看護士さんに話を伺ったところ、寝たきりの状態でも、現段階では床ずれはできていないとのこと。そして「日ごろの世話がきちんとできてますねぇ~」と褒めていただいた。僕は「カミさんよりも付き合いが長いんですよ」と、後で考えたらよくわからない返事をしてしまった(笑)。
ジェットバスで気持ちよく全身マッサージを受けたブラッキー。抱き上げたらフローラルシャンプーのいい香りがした。
肉球の炎症も、少しひいたようだ。今日から排便介護の後、なるべくシャワーは使わずに、ウエットテッシュで拭き取る対応で、患部を濡らさないようにしてみよう。
結果は、尿検査では細菌がごまんといて、前脚は肉球の一部が真っ赤な炎症状態。普段、散歩から帰ってきて前脚を洗うとき、まったく嫌がっていなかったから気づかなかったその肉球の炎症は、橋本先生がちょっと触れただけで「う"ー」と唸り声をあげるほどだった。
そして、2~3ヶ月ほど前から両腕の肘に1円玉ほどの大きさの円形脱毛症ができている。これは俗に言う「座りタコ」(床ずれまではいかないタコ)。レトリーバーなど大型犬によく見られるものだが、ブラッキーの場合、後足が元気なときはまったく見られないものだった。
両腕の、この1点に体重を集中して支えているブラッキー、ときどき体を起こして横向きに寝かせてやるようにしているものの、後足が不自由なぶん、前脚ががんばり過ぎたのかもしれない。
9月29日(金)の夜、ブラッキーが鳴いた。声を出して鳴いた。手術後、声にならないかすれ声でしか鳴けなかったブラッキーが、ひと鳴き、「ワン!」と、鳴いた。